丹羽SOD様作用食品   摂取者の体験報告  日本SOD研究会

 はじめに

 
  情報化社会、ITということばが盛んにもてはやされていますが、私たちの健康に関する情報は極めて乏しいといわざるをえません。
  出産に関わる産婦人科から老人医療まで、まさ人の生涯に関わる医療の現場における医療事故は後を絶ちません。しかも、原因究明も不十分で解決されることがありません。高度の技術が集積している医療の現場で、なぜエラーが発生し尊い命が失われてしまうのでしょうか?
  また、たとえば癌治療においても、放射線治療た抗癌剤による治療を医師は常識として何の疑いもなく用いるのに対して、多くの患者さんがこうした癌治療に抵抗感を持ち、また苦痛に悩んでいます。
  病身の立場にたった治療を施す医療はやっと端緒についたばかりで、そのような病院を探すのにも苦労するという、情報化社会の日本で皮肉な現象があります。
  他方、私たちのこうした健康への不安に付け込むかのように、医学誌というよりむしろ健康雑誌が氾濫し、様々な健康食品を紹介しています。そこでは、先人が漢方薬などに利用してきたものを、先進技術を利用して新たな画期的成分が含まれているかのように紹介しています。
  新しい技術で成分を見つけることはできますが、医学的知識を欠いたままなので、人の身体内に摂り込む有効な術がありません。なぜ煎じて飲むのか、合理的な説明が付されていることは稀です。
  この本で取り上げている丹羽SOD様作用食品の開発者である丹羽耕三博士は1970年代からすでにこうした西洋医学の対物的な投薬・治療の限界に気づき、人が本来持っている治癒力に着目し、漢方生薬が人の体に吸収されていくメカニズムを医学的に解明し、多くの病気が活性酸素に起因することなどを、早くから学会や医学専門誌で発表されてきました。

  ここで、簡単に丹羽先生の経歴をご紹介いたします。
  昭和37年に京都大学医学部を卒業され、医学博士を取得されました。
  丹羽免疫研究所長であり土佐清水病院院長として、毎日、医療の現場で、癌、アトピー、膠原病などの難病に苦しむ患者さん達の治療にあたられています。
  活性酸素とSODの研究を臨床家として国内はもちろん、世界的にも最も早くから(1970年代から)手掛けられ、この分野の研究の世界的権威として、広く海外に知られています。SODなどの生

国際炎症学会で講演する丹羽博士

体防御の研究論文が『Blood』を始めとする著名な英文国際医学雑誌に続けて発表され、その数は七十編を越します。多忙な治療の傍ら、国際医学専門誌(Biochemical Pharmacology)への投稿論文の審査員もされています。  国内では、ベーチェット病やリューマチ、アトピー性皮膚炎の治療・研究に長年従事し、多くの難病の原因を活性酸素の異常から解明し、これらの難病の治療に関して、SOD様作用食品等の低分子抗酸化剤や抗癌剤を自然の植物・穀物より開発し大きな治療効果を上げています。
  一般向けの著書に「激増活性酸素が死を招く」(日本テレビ刊)、「クスリでは病気は治らない」(みき書房刊)「アトピーがぐんぐん良くなる本」(日本テレビ刊)などがあり、いずれも大きな反響を得ています。
  いまでこそ活性酸素という言葉も市民権を得た感がありますが、丹羽博士が研究に着手した三十年以上前には、世界でもごくわずかな研究者しかおりませんでした。当初はむしろ否定的な考え方の方が多く、それほど革命的な研究でした。そして、その途上に起こった特記すべきことがあります。副作用のない安全な丹羽SOD様作用食品が開発される契機といっても過言ではない、できごとでした。
  それは、診療の合間に研究の成果を矢継ぎ早に医学専門誌に発表し、学会での報告に多忙を極め、国内外を飛びまわられていたときのことです。最愛のご長男、剛士君が白血病に襲われたのです。当時、七歳でかわいい盛りでを襲った突然の病魔でした。

国際炎症学会で座長を務める丹羽博士 '95スイスジュネーブ

  血液の癌といわれる白血病。当時の知識として当然のごとく行なわれていた、抗癌剤の投与と、放射線治療。しかし、その副作用は常人の想像をはるかに越え、幼い子どもの体をぼろぼろにしていたのでした。医療の専門家であると同時に父親である立場は、日々の変化が何を意味するのか、すぐわかります。毎日、身を引き裂かれる思いで過ごされました。
  最後の数日間はまさに地獄絵の毎日だった、とおっしゃるように、癌と副作用で潰され
ていく、我が子の小さな体を手をこまねいて見守るしかないことに、深い無力感にさいなまされ、息子さんの死後、一時は医師を辞め、出家するお考えもあったそうです。
  それまでにも医師として数多くの臨終に立ち会われた丹羽博士は、患者とその家族の痛みをまさに痛感することになり、以後、診療における患者の立場にたったケアに信念をもって臨まれています。(「白血病の息子が教えてくれて医者の心」-草思社刊)
  白血病でわが子を失うという痛ましい体験に、癌治療の矛盾を目の当たりにされ、いっそうSOD様作用食品や制癌研究開発に心血を注がれたのはいうまでもありません。その開発費は、一民間病院の経営を圧迫するほどの金額、数億円を投じたことからも、その熱意と決意がうかがわれます。
  本書は、この丹羽SOD様作用食品を、実際に使われている方々からの反響をそのままご紹介することに主眼をおきました。
  私たちを取り巻く環境は悪化の一途をたどり、私たちの体内に活性酸素を増加させつづけ、もはや健康食品ブームという生易しい状況ではありません。窒素酸化物NOxによる大気汚染やオゾンホールの拡大による静かな破壊から、子どもたちを守らなければなりません。
  すでに丹羽SOD様作用食品を利用されている方々が、どのような経験をされているのか、ご自身の健康と合わせてお考えいただければ、幸いに思います。
 
※ 本文中の体験報告は、丹羽SOD様作用食品・SODロイヤルのパッケージ同封の[ご愛用者アンケートハガキ]を返信されたものをまとめました。丹羽SOD様作用食品を、治療・健康維持・美容等の使用目的として実際に摂取されている方々かの報告です。