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 レポート 079


SODは何包がベストか!
−SOD開発の動機や抗がん剤のこと聞いてみました−
 
   今回の丹羽先生へのインタビュー場所は、新横浜の診療所。すべての診察を終え、いつもなら深刻な表情でカルテのチェックなどをされているところにお邪魔しました。患者さんを前にしているときは時折眉間にしわを寄せ、真剣な表情の先生も、若いスタッフ十数人を前に、柔和な表情を見せてくれました。
 
   SOD開発の動機は、壮絶な抗がん剤治療の果てに亡くなったご子息
 
―――先生がSODを開発しようと思ったいちばん大きな動機はなんですか?
「本を読んでもらえばわかりますが(『白血病の息子が教えてくれた医者の心』草思社刊)40数年前に私の長男が白血病(血液のがんと言われている疾患)で亡くなりました。抗がん剤治療を続けて1年3か月。地獄のような苦しみの中、亡くなったんです。そのときに、抗がん剤は絶対に使うものではないと確信したんです。それまでは私も患者さんに抗がん剤をたくさん使い、無くなっていくのを見て、他人ですから自分には関係がない。それが当たり前、これしか治療法はないと思っていました。ところが、自分の子供に降りかかってきたのです。1年3か月、抗がん剤の副作用で地獄の苦しみを見てきて、こんなものは絶対にやるものじゃないと思ったんです。かといってそれに代わる治療法がない。漢方、健康食品は害はないから悪くない。しかし、がんには効かない。がん、難病の人を救ってくれない。なんとか抗がん剤を使わずに、効かない漢方的な生薬を効くようにできないか、ということを模索し続けてきたわけです。それがSODの開発につながり、今もなお、診療所を訪ねてきてくれる患者さんのために、もっと効くものはないかと研究を続けています。この研究は死ぬまで続けます。それが丹羽療法の極みです」
 
   抗がん剤の前にもっと早く私のところに!そうすれば結果は違う
 
―――先生の患者さんのなかでいちばん多い疾患は?
「やはりがんです。あと、ステロイドや免疫抑制剤を使う膠原病などの難病ですね。なかでもがんの方は、抗がん剤治療や放射線治療をかなりやられて苦しんでからいらっしゃる人が多い。なんでもっと早くに私のところへ来てくれないかと残念でならないことは多いです。早くに来れば、ずいぶんと違う結果になるはずなんです。どうせお金を使うなら、治してやりたいからがんと診断されたらすぐに来てほしい。私のところに来れば、抗がん剤を使って苦しむことはない。さらに抗がん剤治療よりもうんと長く生きられますから。抗がん剤で弱った体を私の生薬で楽にさせてあげることはできますから。抗がん剤を使えば、がんは小さくなるけど、人間の方ががんより弱いから、人間の方が先に苦しんで死にます。そんな治療を選択しないで、丹羽療法なら同じ生きても、抗がん剤を使うよりは効き、そして苦しまずに長く生きることができます。だからどうせがんで死ぬなら、苦しまずにニコニコ長生きできる方を選んだほうがいい」
 
―――最初から先生の治療をという選択をされる人はどうして少ないのでしょう?
「普通の人は、保険がきかない私の診療は受けないですよ。高いから、近くの病院にいってしまうんです。しかし、命がかかっているから、どうにもならなくなると、高くても人づてに私のことろに来る。どこでも治らないから来るんです」
 
―――医者もまた、手術をすれば80%は助かる可能性があるとか、最近の抗がん剤は進んでいるから効くとか、副作用を軽減するいい薬が出ているとか言いますよね?
「それが一番厄介なんです。抗がん剤なんかどうれもいっしょ。何年たっても変わっていません。基本は毒薬です。ひどい目にあうことは分かりきっている。医者も知っている。しかし、他の治療法を知らないから、マニュアル通りにすしかない」
 
   最新医療といっても結局は抗がん剤と同じ副作用は必ずついて回る
 
―――最新のがんに効くといわれているいくつかの薬、オプジーボなどに関して、先生はどう考えていますか?
「オプジーボが夢の薬だとか言われていますが、結局、抗がん剤といっしょです。その薬の効果で肺にあるがんは消えても、別のところにがんを発症してしまう。必ずこのように副作用がついて回る。結局は苦しんで死ぬことになります。オプジーボもそんなに延命率は高くないですよ」
 
―――他に重粒子線や陽子線治療などに関しては?
「大きく分けると放射線の一種で、エックス線やガンマ線は光子線、それに対し重粒子線(炭素イオン線)や陽子線は粒子線で、いずれも最先端でもなんでもない。昔からあるんです。これは原子爆弾の医療版と考えてもらっていいです。とくに重粒子や陽子線はものすごく強い放射線が当たるから、効きますよ。強い分だけ人間もよけいにやられますがね。ピンポイントに当たるから、抗がん剤のように他の細胞がやられなとかいいますがとんでもないです。当たった周りの細胞がやられます。強い分だけダメージは大きい」
 
―――日本の西洋医療がこの先、変わることは?
「難しいでしょう。変わらない。ヨーロッパ、フランス、ドイツといった先進国では、もう抗がん剤はファーストチョイスでは使いません。もう30年前から使わない。患者さんがやってくれと言わない限り、ファーストチョイスで抗がん剤は使わない。むこうは合理的で、同じような肺がんの患者さんがいるとして、どのうち100人は何も治療をしないでおくんです。そしてあと100人に抗がん剤をやるんです。そうすると、抗がん剤をやる患者さんは、毛が抜け落ち、激しい吐き気やめまいに襲われ苦しみます。それを繰り返します。その結果、どちらも亡くなるのですが、何もしなかった人の平均寿命は1年で抗がん剤をした人の平均寿命は1年2〜3か月です。たったの2、3か月の違いなんです。Only a fewmonth extra survivsl(わすか数ヶ月の寿命)なんです。どうせ死ぬなら、抗がん剤で苦しんで延命するより、ラクして死にたい、そう思いませんか?」
 
―――医者は抗がん剤を使っても無駄だと思っていても、無駄だとは言ってくれないのでしょうか?
「高額医療は病院の利益につながりますから、なかなか言わないでしょうね。まあ、最近は、余命1年や半年の患者さんには、うちではやることがないから緩和ケア病棟に行ってくれと言うことも多いです。その場合も、さんざん抗がん剤治療した後でのことでしょう。もうやることがない、お手上げの状態になってから緩和ケアへ、というんです」
 
   SODの量は人それぞれ自分の調子で増減、飲めば飲むほど効果的
 
―――よく、SODと医者から処方されている薬を併用していいかどうか聞かれるのですが?
「SODは、どんな化学薬品と併用しても大丈夫です。漢方も大丈夫です」
 
―――漢方には併用がいけない飲み合わせがあると聞きますが?
「SODと漢方は別物ですから大丈夫。逆に、薬を飲んでいるならなおさら、その副作用を軽減させるためにもSODは飲んでほうがいいです」
 

―――SODとアガリクスとの併用はどんな人にいいのでしょうか?
「アガリクスはやはり肝臓系に効果的ですね。その場合、SODとの併用がマストです。アガリクス単独ではたいして効きませんよ」
 
―――どれくらい飲めばいいでしょうか?
「肝臓の悪い度合いにもよりますが、SODは4〜6包。アガリクスは3包ですね」
 
―――一般的に健康維持でSODは1日に何包くらい飲めばいいのでしょうか?
「これも個人差があるんですよ。1包でもバチーンと効果的な人もいるし。ま、飲めば飲むほど効くと言っておいてください。とはいえ、経済的なこともありますから、飲んで調子がよくなったら、それが適量ですね。1包でも飲まないよりは絶対に飲んだほうが比べ物にならないくらい良い」
 
―――先生は1日に何包飲まれますか?
「私は、9包くらいかな。疲れたり、体調が悪いときには少し多めに飲みます」
 
   以前、旭川の病院の先生がおっしゃっていたのですが、病院のスタッフとスキー旅行に行ったとき、前の晩にみんなで飲み会をやり、最初にSODを全員に配ったそうです。お酒を飲む前にSODを飲んでおいた方がいいと。ところがひとりだけ飲まなかったんです。そのスタッフ、翌日、二日酔いでスキーできなかったそうです。
   その先生は、丹羽先生の友人で、丹羽先生の講演会も開いたりするくらい丹羽療法に信頼を寄せている方で、病院のスタッフの食堂のテーブルにはSODが何包か常備されているということでした。
   このように、SODを飲むと飲まないでは1包でも如実に違いが出るようです。
   「あと、これも知り合いの医者の話なんですが、親戚が脳卒中で倒れ、もう脳死状態だからとあきらめていたんだ。その時、私があげたSODが置いてあったんで、ふと思い立って、SODひと箱、120包を水で溶いて胃ろうで流し込んでみた。そしたら、その患者さん、急にムクッと起き上がり、ベットから降りてスタスタ歩き始めたというんです。びっくりしました。でも、大量のSODで脳の細胞や血管が活性化したんですね。脳の詰まりがなくなったんですね。こんなことは医者でないとできない実験のようなものですが、我ながら改めてSODはすごいと思いました」
 
―――SODの賞味期限は?
「一応、パッケージには書いてあり、2年ほどなんですが、本当は古ければ古いほど効果はあります。どうしてかというと、発酵しているからです。生きているから。袋の中で熟成するから古いほど濃縮されていいんです。5年物、6年物が効きますね」
 
―――先生は海外で診療は?
「韓国と台湾には毎年1回行っていますよ。向こうで講演やって、診療もしています。中国やほかの国からも依頼は来ているんですが、私も歳が歳ですからなかなか来てくれといわれても海外を飛び回ることはできないんで、迷っているところです」

 


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