丹羽療法 20年 の歩み
 

(1) 天然の生薬活性化の秘話訣
(2) 優れた Biological Medicine の紹介とその薬理作用
(3) ステロイドフリーの免疫抑制剤軟膏は強力な発癌性がある
 
 

(Niwa Treatment for 20 Years - (1)Secret key to develop biological medicines with effectiveness from
 natural plants and seeds. (2)Introduction of several biological medicines with clinical effectiveness,
and their action mechanisms. (3)Topical immunosuppressive (“T”ointment) used for the treatment
of atopic dermatitis under the rubric of “steroid free treatment” shows potential carcinogenesis.)

丹羽  靱負
(Yukie Niwa)

土佐清水病院
(Tosashimizu Hospital)

 

 

要旨:演者は20年前長男を急性骨髄性白血病で昇天させてしまった。1年3ヶ月の chemotherapy の結果、chemotherapy の副作用で、この世の最高の地獄絵をみて昇天した。抗癌剤、ステロイド剤は生命を救わない、苦しめて死亡させてしまう、といって今ある漢方薬、健康食品などの自然回帰的な治療も人を救えない。爾来20年副作用のない天然の生薬の加工方法や効果をあげる方法を研究し、多額の資金を投入して10年ぐらい前から、副作用のない漢方的なものや自然回帰の治療法を、可成り効くようにして、完成し、現在、全国の1千〜2千人にあまる進行・末期癌、重症膠原病、更に数千人の重症アトピー性皮膚炎患者さんを治療し、95%は副作用のない漢方的なもので優れた治療効果をあげている。私の生薬の加工方法の秘訣やその生薬や治療方法を紹介し、更に最近“ステロイドフリー”のキャッチフレーズのもとに使用され始めた免疫抑制剤“T”剤がアトピー性皮膚炎の治療の外用剤として使われ始め、日本を始め、世界25ヶ国に及んで使われている。私の発癌実験の結果、NK cell を叩いて移植臓器を生かすために癌への免疫力が落ち、マウスに大量に皮膚癌が発生した。実験結果とこのメカニズムを紹介する。
Key words: potentiation of bioavailability in natural materials, biological medicine, topical immunosuppressive agent, appearance of skin cancer, side effect of chemotherapy, side effect of immunosuppressive agent

 

(1) 天然製剤の生薬活性化の秘訣
(a) 活性化の秘訣
 
(2) 優れた Biological Medicine の紹介とその薬理作用
(a) 天然の制癌剤
(b) 天然の抗酸化剤
(c) その他の治療法
 
(3) ステロイドフリーの免疫抑制剤軟膏は強力な発癌性がある
(a) はじめに
(b) 実験結果
(c) 考察
 
     文献

 

※ この内容は、国際フォーラム 第14回生命情報科学シンポジウム内講演にて発表されたものです。