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NO.68

 

骨を丈夫に健康に!

'05. 8月号

 

人間の骨は体を支えていて、ビルでいえば鉄骨の役割をしています。硬くて丈夫でなければらないのです。
骨はカルシウムやリンの無機質(ミネラル)と、コラーゲンのような有機質から成っています。
骨は生きていて、他の細胞と同様に代謝によって(骨代謝)破壊と再生を繰り返しながら新しい骨を作りだしています。
骨代謝がバランス良くスムーズにできていれば、強くて丈夫な骨を保つことができますが、
バランスを崩すと骨の密度が低下し骨質が荒くなる「骨粗鬆症」を引き起こします。

「骨粗鬆症」の原因はいろいろあるようですが、
特に女性は閉経により骨量が急激に減少するので50歳以上の女性に多くみられるようです。
原因
@牛乳・乳製品によるカルシウム摂取量が少ない
A老化によってカルシウムの吸収率が低下する
B女性ホルモンの不足により骨からカルシウムが溶け出している
などが挙げられるようです。

 
骨を丈夫に健康にするための栄養は?
骨の材料となるカルシウムを積極的に摂る!

日本人はカルシウム不足です。1日に必要な量は700rです。
しかし、800〜1000rを目安に摂取していきましょう。

カルシウム100rを
食品から摂るには・・・?

・牛乳・・・100ml
・プロセスチーズ・・・15g
・納豆・・・110g
・高野豆腐・・・15g(約1コ)
・めざし・・・20g(約1尾半)
・煮干し・・・5g
・ひじき・・・7g
・小松菜・・・60g
・切干大根・・・20g

カルシウムは、ほとんどの食品に含まれていますが、
特にカルシウム源として最適なものといえば牛乳・乳製品、小魚、緑黄色野菜などです。
特に牛乳・乳製品のカルシウムは体内での吸収率は高いです。
それは、牛乳・乳製品に含まれるカルシウムがタンパク質と結合して吸収されやすい型になっていることと、
牛乳などに含まれるビタミンDの作用といわれています。
牛乳コップ1杯(200ml)で約200rのカルシウムを摂取できるので、1日に2〜3杯くらいは飲むようにしたいものです。
また、チーズやヨーグルトなどの乳製品も積極的に摂りましょう。
 

カルシウムの吸収をよくするもの

ビタミンD

…腸壁でカルシウムの吸収を高めます。カルシウムと同時に摂取することが大切です。
   多く含む食品→さけ、うなぎ、干ししいたけ、きくらげなど…。

ビタミンK

…カルシウムが骨へ付着するのを助け、骨量を増加する働きがあります。
   多く含む食品→納豆、小松菜、青しそ、干しのりなど…。

減少してしまった骨量は、再び増やして元に戻すという事はできません。
骨粗鬆症は早くから予防しなければなりません。
加齢によって足や腰、背中が痛くなったり曲がったりなどの老化現象を防ぐためにも、
硬くて丈夫な骨を保っていくことが大切です。

  

    

  

栄養士    高橋 広海             

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