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健康長寿の実現に向けて -呼吸と運動とSODのすすめ-
 
ひらの整形外科クリニック 平野 薫 院長

 

今回、北九州で丹羽療法に共感されて治療にあたられている、ひらの整形外科クリニックの院長、平野薫先生がお話ししていただきました。挨拶代わりにと、まずは先生が提唱されている呼吸法を会場のみなさんといっしょに実践。
   すっかり会場中がリラックスしたなか、お話は始まりました。
   呼吸というのは自律神経と非常に深い関係がありまして、息を吐く時に副交感神経が優位に立ちます。副交感神経は安らぎの神経と言われています。脈拍を自分でとりながら息をすると、息を吐くときには脈がゆっくりになりますよね。

息を吸う時は交感神経が優位になって、脈がドクドクドクと早くなります。交感神経は興奮の神経と言われています。一方、副交感神経は休息とリラックスの神経であり、筋肉もほぐれます。
   今、日本の平均寿命は世界1です。推定ですと、2055年には90歳に達すると言われています。ところが、日本の総人口は2010年をピークに減少期に入ってきています。(※図1参照)棒グラフは高齢者の数ですね。ずっと増え続けています。2020年くらいから横ばいになります。つまり、総人口は減って、高齢者は非常に多い。赤の線が高齢化率。人口に対する高齢化の率ですけど、2050年頃には1/3。3人に1人は高齢者という時代になります。これはみんなで真剣に考えなければならない問題だと思います。
 

 
   高齢者になると何が問題かというと、やはり介護が必要になる割合が増えてくることです。年齢とともに免疫力も低下する、筋力も低下する、骨の力も低下する、だんだんと介護が必要になる。介護が必要にんる原因として脳血管疾患とかありますが、転倒骨折・関節疾患など運動器に関する原因が21.5%もあります。
   ここで出てきたのが「健康寿命」という概念です。心身ともに自立した活動的な状態の生存期間をのばしましょうということが言われています。今現在、平均寿命で障害がある期間は6〜7年です。いくら長生きしても、最後の6〜7年です。いくら長生きしても、最後の6〜7年が障害状態では人生を全うできていないと言えます。
   障害期間の短縮のためには運動器疾患への対応が求められています。政府も「健康日本21」という政策を打ち出し、みんなに運動を啓蒙しています。「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後に薬」です。その薬、平成7年に1兆円ちょっとだった調剤医療費が、平成18年には4兆8000億に上がっています。国民医療費の14〜15%くらいが薬だということになります。実際、臨床の場におりますと、不要な薬がいっぱいあります。飲まなくいい薬をみんな飲んでいますね。生活習慣をちょっと変えてあげれば、薬をどんどん止められます。
 
   痛み止めや湿布よりも根本の原因を取り除く治療
 

   国民の全愁訴の中で一番多い症状は「腰痛と肩こり」です。肩こりは湿布を貼って電気を当てましょうでは治りません。頚部も腰も同じ背骨ですので、脊椎のバランスが重要になってきます。重力に対しての自然のバランスである、脊椎のS字状カーブを保つことが大切です。また、頚部から背中、肩、腰は筋肉が連鎖して動きます。筋肉の連鎖ということから考えても、どこか一ヵ所にひずみが出れば、その代償が必ずどこかにくるというわけですね。
   腰にかっかる負担、これは姿勢が非常に大きな要因を占めます。

まっすぐ立って、直立不動を100とすると、前かがみになると150(1.5倍)、ものを持つと200(2倍)、というふうに、より負担がかかります。立っても、座っても、前かがみの姿勢は悪いということが証明されています。後ろの筋肉から見ても、前かがみになると筋肉は引き伸ばされますので、筋肉は短くなって力を発揮するときが理想的なのですが、引き伸ばされて一生懸命踏ん張るときに、筋肉も傷めやすくなります。
   日常でぎっくり腰を起こさないようにするには、姿勢に気をつけて、ものを持つときは膝を使って、腰を伸ばして持ち上げます。掃除機もよく腰を痛める姿勢です。まっすぐ立って掃除機をかけます。
   お勧めしたいのは、うつぶせです。僕らが医者になったとき、うつぶせは腰に悪いというのが常識的でした。10年前まではそういう先生が多かったです。しかし、腰は曲げるほうが負担は大きいし、傷めやすいんです。本体持っている前彎のそりをしっかりと保つことが腰痛の予防に大事なんです。ですから基本はうつぶせ。うつぶせは寝るだけで腰の前彎が再現されます。僕は夜寝る時もうつぶせを勧めています。横になって丸く寝るほうが楽だ、とおっしゃる方はたくさんいますけど、丸くなって固まってしまうため、朝起きる時にすっと伸びなくなり痛みがでます。しかし夜、しっかりと伸ばしたまま寝ていると、朝が楽になります。腰痛に効果があるマッケンジー運動では、うつぶせから1分くらい背中を反る運動をします。自分でするのがきつい場合は、枕など敷いてゆっくり呼吸しながら軽く反る練習をします。すでに変形が進んでいる方とか、腰が曲がっている方は、最初、枕をお腹の下とかに敷かれるといいかと思います。そうすると、腰痛は改善していきます。
   腰痛がある方に痛み止めを注射して、湿布を貼っても、根本の原因が治らなければ、何回も繰り返します。
 
   15年前から愛用のSODがいちばん効率よく抗酸化!
 
   そもそも寿命とはなんでしょうか。遺伝要因は25%しか関与していません。人間の寿命を決める大きな要因は環境要因なんです。僕たちがこうやって生きているこの瞬間も、細胞が生命活動をするたびに発生する活性酸素、あるいは紫外線や外からやってくる物理化学的ストレスなどによって、細胞のDNA、あるいはタンパク質などのマクロ分子が劣化していきます。最後は細胞が死滅します。結局、細胞がダメージを受けることで、衰えていくわけです。
   その代表がフリーラジカル(活性酸素)です。丹羽先生のご講演に来られているみなさんは良くご存知ですね。この活性酸素、普通の生活でもできますけど、それ以外に外因性のフリーラジカルが入ってきます。煙草、ストレス、紫外線に放射線、など。日常生活のなかでもっとも影響が大きいのは煙草の煙だと言われています。自分は吸わなくても受動喫煙の害は種々のデータで証明されていますので、健康寿命のために禁煙は欠かせないと僕は思っています。
 

 
   これは(※図2参照)人間の生体の中での活性酸素、フリーラジカルが発生して、組織を損傷していく過程です。最後は発がんや老化に至ります。こうならないように、人間には本来、防衛機能が働きます。第一段階に出てくるのがSODですね。昨今は抗酸化作用がある機能食材・食品を積極的に摂取して、不足したSODを補おうという考えが健康のために大事だという流れになっています。いろいろ体にいい食品はありますが、僕は皆さんご存知の「丹羽SOD様食品」が一番、効率よく体の抗酸化を促してくれるものだと思って、自分でも15年前からずっと愛用しています。原材料を見たらずべて大自然で育まれた食べ物なんです。僕はこの中に自然のエネルギーがいっぱい詰まっているんだなと思って、いつもかみしめながら、感謝しながらいただいています。
 
   骨粗鬆症にSODで数値の改善が
 
   最近、整形外科患者さんの中にも、SOD効果を非常に実感する症例がありましたので、紹介します。
   78歳の骨粗鬆症の女性です。高齢になると骨が非常に薄くなっていきます。これは病気と言うより老化現象の一種なので、総合病院で勤務していた頃は、私は、骨粗鬆症に対していろいろ薬を使う意味があるのか疑問でした。ただ、骨粗鬆症で何が困るかというと、日常の些細な行動で背骨がつぶれてしまうのです。本当に脆くなると、何もしていないのに急に腰や背中が痛くなって、X線を撮ったら、圧迫骨折。それでその方の今までの生活はガラッと変わっていまって、制限のある生活になってしまいます。これは大きな問題です。
   この方も2010年5月、開院してすぐに当院にお見えなり、X線で骨粗鬆症が非常に顕著な方でした。骨密度を測ると、YAMという値が若年成人の平均値の半分以下になっていました。YAMが70%以下になると骨粗鬆症と言われます。この方、うちの病院で測った中でも一番低いほうでした。リハビリと骨のお薬を出したんです。その時に受付においている丹羽先生の本を読まれて、SODもくださいとおっしゃって、それからずっとSODを継続されていました。病院には来られなくなりましたが、定期的に友人の方に頼んでSODを買っていました。そうしたらこの2月に久しぶりにいらしたんです。骨密度の低い人は自然経過ではYAMがさらに下がっていきます。最初に測定してから2年近くたっていますから、どれだけ下がっているだろうと思って検査したら、なんと上がっていたんです。当人も「何もしなくても上がる人がおるんやね」と喜んでいましたが、考えたらこの人はSODをしっかりと食べていたんですね。重症の骨粗鬆症の人もSODだけで骨密度の改善が行われている。日頃そんなに運動される方でもないので、これにはびっくりしました。
   もう一例、73歳の男性、これも整形外科に多い脊柱管狭窄症。この人は10年前に私が手術をさせていただいて、その後ずっと調子が良かったんですが、去年9月に左の神経痛が再発して、来院しました。神経痛がかなりひどくて歩けなかったので、ブロック注射と血流改善薬の点滴・内服を4ヵ月間続けました。4ヵ月も治療すれば、いいほうに向かう方が多いんですけど、この方の場合2回目ということもあってか、改善がみられず、やはり受付においてあるSODの本とかを読まれて、「このSODはどうでしょう」というので「大変いいと思いますよ」ということで、服用を開始していただきました。
   しかし2月になって症状改善がなかったので、大きな病院を紹介して、再手術の予定まで組まれました。3月、本当につい最近です。診察にやってきまして「あれ、手術をしている頃じゃなかったかな?」と思ったら、「いや、あの後いいんですよ。痛みが取れてきました」と言われるのです。症状の改善が見られたため、手術は中止して今は様子を見ています。注射、点滴などの治療を頑張ったのにあまり効果がなくて、SOD服用後に症状が軽減したという例ですね。
   最近、整形外科医である私の目の前にこういう患者さんがたて続けに現れたのです。当院では多くの患者さんにSODを食べていただいていますが、この製品は抗酸化作用が体の中(細胞の中)で発揮されるという点で他には類を見ないと思います。

骨粗鬆症や変形性関節症、脊柱管狭窄症、など、骨や軟骨の老化が原因となる疾患には、細胞レベルでの効果が期待できると実感しています。今後、整形外科領域でもその有用性というのは示されてくると考えています。   よく患者さんに、市販のヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸はどうですかと聞かれますが、これらは私どもとしては、成分は関節や軟骨まではなかなか届きませんよ、としか言えません。しかしSODは軟骨の細胞まで届くので、私だけでなくて、患者さんにも大変、役に立っています。この食品に出会えたことを今更ながら感謝するとともに、開発していただいた丹羽先生に心から感謝しております。
   ご清聴ありがとうございました。

 

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