ホーム > 統合医療展レポート > 高齢化社会だからこそ統合医療が必要

西洋化で伝統医学を切り捨ててきた日本
伝統医学に医師の国家資格がある中国、韓国

 
「この民主党政権、いつまで続けられるか分かりませんが、社会保障のあり方を考えようと言っています。そういうことを考えるのはとっても大事だけれども、消費税をどうこまで上げるか、という話しか伝わってこない。社会保障のあり方を話すときに、どうして医療の質のことを話さないんでしょう?おかしいと思いませんか?一番大事なことは超高齢化社会になり、老人になったら病気にならないことです。これから団塊世代がどんどん老人になっていきます。そうしたらどれだけ現役世代が負担しなければならないのか、消費税を上げなければならないのか。これを解決する一番大切なことはなんですか。それは未病を治すことです。つまり病気にならないことを目指すこと。みんなが未病を治し、健やかに気が高まった状態で長寿を全うしていく。最後、ピンピンコロリで逝く。そうなれば、医療費がかからないじゃないですか。そのために大事なのは医食同源の食ですよ。食は、食事ですから、特別にお金がかからないでしょう。そういうことで日本の社会保障は守られていく。一番、大事なことですよ。
   統合医療にもいろんなものがある。一度に混ぜようというと難しいものがあります。まずは漢方と西洋医学を融合させよう。そのうえで、いのちに向き合う医療をみんなで作っていく、それが重要だと思っています」
 

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